本命馬ベステンダンクについて、まずは前走ディセンバーS12着後の次走チェック見解を参照↓
『前回の消極競馬敗戦(5走前福島テレビオープン)の後にも次走チェック馬としてピックアップしましたが、その後は逃げて11人2着→外枠先行で12人2着と連続激走を見せました。
それも含めて、昨夏以降では[先行策時は6戦中5戦で4着内⇔非先行策時6戦全て凡走]という戦績傾向となっている通り、一にも二にも揉まれずスンナリ前に行く競馬ができるのか否かが最大のポイントという馬です。
前走チャレンジCは先行競馬でしたが、内枠から囲まれる競馬で“揉まれず”をクリアできなかった分でのワケ有り大敗。
今回は当日はどれも勝負になり得る馬に騎乗しながら、その全てを二桁着順に飛ばすヤル気皆無デムーロ騎手騎乗で、同型不在のスローペース戦でも前に行かずに道中も動かずに外から交わされて行く形で何もできずでした。
ワケ有り連続大敗で次走は程よく人気落ちするはずですが、その競馬の形次第では全然一変があってもおかしくない馬として、次走以降もマークして行きたいです。』
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近2走の連続大敗の背景は上記の通りです。特に前走は同型不在で結果的にスローペース行った行ったの競馬だっただけに大チャンスだったのですが、同週は無気力騎乗を連発していた鞍上が足を引っ張った敗戦としか言えません(実際に同週に同騎手騎乗で大敗を喫した馬は現在5頭中4頭が次走乗り替わり一変好走)。
18年米子Sでは逃げて0.8秒差圧勝歴もある通り、距離マイルでのスンナリ逃げor番手競馬はコノ馬が最も力を出せる条件・形です。
積極性ある騎手に乗り上がるココはその形に持ち込める想定ができますので…相手関係は厳しい所ですが、開幕週馬場で展開利・馬場バイアス利も得られればギリギリ足り得る大穴馬と見て推奨します。
一応の対抗馬はインディチャンプ。
昨年安田記念後には『こういう一瞬の脚を生かしての東京マイルG1馬と言えばアドマイヤリードが挙げられます。そのアドマイヤリードもVM制覇後はOP特別1勝に留まっているように、この手のスピード特化で勝負するタイプは選手生命はそこまで長くはない嫌いもありますので…向こう長くトップに君臨し続けるイメージまでは沸きません。折り合い問題を抱えるだけに、ペースアップし辛い&折り合い重視騎乗に偏りがちな前哨戦鞍では取りこぼしそうなタイプでもあります。』と指摘しました。
これまで多頭数14頭立て以上[5-0-0-0]に対して、10頭立て以下[1-1-2-3]という頭数次第で白黒ハッキリという成績で、ソラ癖や折り合い難を出しがちな少頭数戦では取りこぼしがちだが、逆に多頭数戦の方が力を発揮できるというキャラです。
今回はその前者になると思いきや、当週回避馬が出て微妙なラインの12頭立てに…。それでも9頭立ての縦長展開となった前走中山記念よりはマシとは言えて、それでいて相手関係も大幅に楽になりますので…前哨戦仕上げ面も含めて不安もありますが、最も馬券内に残る確率が高い馬はコレと見て一応印を回しました。